京都文化財の補修 和額・洋額・額装・襖・衝立・屏風・漆塗の京桐工芸

京桐工芸について

京桐工芸では、額装品のデザインから仕上げまですべてオーダーメード対応しております。材料の選択から加工、仕上げ、塗装などお客様のニーズに可能な限り対応させていただきます。

屏風・衝立

屏風・衝立の写真

屏風は古くから実用的な調度として、また絵画などの芸術作品および装飾芸術の表現媒体として発達してきました。

京桐工芸では、和室に限らず洋間、たとえば広くなりつつある傾向のリビングで目隠しや間仕切り用、つまりスクリーン用として、あるいはインテリアの手段としての需要が漸増してきた傾向でこの屏風の注文が増えてきています。

この屏風の最大の特長は、大画面の作品の連続性を維持したまま表現できることが特長で、しかも好む場所に移動して使用できるところです。

屏風は住まいに『潤い』と『楽しみ』を与える優れたインテリア環境を提供してくれます。

京桐工芸では伝統技術を生かして屏風を洋風にも和風にも仕立てます。お気軽にお問い合わせください。

襖の写真

襖は戦後に住宅の大量需要の起こる前はさまざまな匠達によって素晴らしい装飾が凝らされていた『ぜいたく品』のひとつでした。

京桐工芸で作る襖は、骨子(ホネシ)と呼ぶ木材で組んだ格子を基本構造とし、その両面へ紙で幾層かの下貼を施し、その上に仕上げ用の化粧をした紙、または紙で裏打した布を貼って上貼とし、その周りに木製の椽を取り付け、襖の開閉を助けるための引手という、たいていは金属製の手かけを埋め込んだものです。  

以上のような構造は、部屋を多目的に使用するため取り外しが簡単に行えるよう適度に軽いものであること、傷みによるパーツの取替えが可能であること、また他の建具と異なり上貼紙の貼替えによって簡単に部屋の雰囲気を変えることができること、といった数多くの特長を生み出しています。

  骨下地構造へ従来の工法で下貼加工した襖を「本襖」、あるいは「和襖」と呼ぶことがあります。その伝統的な工法・部材によって抜きんでた性能を持っています。

京桐工芸ではこの本襖を作ることにこだわりを持っています。

和額・洋額・額装

和額・洋額・額装の写真

近年までは洋額椽に西洋的主題・画法の作品を装着し、これに伴う作品の鑑賞と保存に資するテクニックを洋額装、従来の表装技術を伴う額装を和額装と呼び分けてきました。

今日では日本画・書などを裏打し、枠張りなどして洋額装を施すなど、現在では和と洋の境は曖昧になっています。

この和洋の区別の付かない現象は、建築の和洋折衷様式が浸透し、しかも「洋」のこの分野における換骨奪胎、すなわち和様化が済んだからではないかと考えます。

京桐工芸は一点ごとの作品について保存と鑑賞面で適切なアドバイスをはさみ、ご満足がいくように作品をメークアップすることが可能な専門店です。必要によって作品および額縁に加飾を施したり、保存に必要な処置も施したりします。

漆塗り

漆塗りの写真

摺り漆技法(すりうるしぎほう)

木地に生漆を何回も摺り込み仕上げる技法。木目の美しい紅葉樹や針葉樹を材料にしてこの技法で仕上げると何とも言えない仕上がりになります。目止め、着色など木地調整した木地に生漆を布や専用紙で摺り込み、きれいに拭き取ったら乾燥させす。この工程を繰り返すほど艶が上がってきます。

塗り立て技法(ぬりたてぎほう)

上塗りの時、漆を塗っただけで研ぎ出さないで仕上げる技法。漆本来の色合いや光沢、にくもち感、艶消しといった落ち着いた仕上がりが特徴です。別名、花塗りとも言います。

研ぎ出し技法(とぎだしぎほう)

花塗り用の漆とは別の蝋色漆を塗り重ね、炭や角粉を使い、磨き仕上げる技法。

蝋色漆本来の艶が奥深くから輝き、その力強い光沢が見る人を魅了します。別名蝋色仕上げとも言います。

上塗りの後、するが炭、蝋色炭で平滑に磨き、さらに胴摺り粉で磨きます。仕上げは生漆で摺り漆を数回行い、磨き粉で光沢が十分でるまで磨きます。