
京桐工芸について
<こだわりの製作工程> 当木工房は、寺院等で以後何百年と展示使用される襖、屏風の下地や縁を製作しております。和額や洋額におきましても、国内外から仕入れた木材を時間をかけて天然乾燥させたもの使用し、日本の風土や展示場所を想定した加工仕上げを心掛けております。
<受け継がれた伝統技術> 当漆工房の漆塗りの技法は、京都市の塗師、北風敏久氏(浜田塗師店)から受け継いだ技法です。仏具や漆器の塗師は多数存在する中、額縁や屏風襖縁の塗師の後継者不足の問題に直面し弟子入りを志願しましたところ、快く引き受けていただき、現在に至ります。吹き付け塗装の普及などで受注が減少するなか、重要文化財や国宝の修復等に携わっておられる表具師、装こう師様を顧客に持つ当工房には欠かせない技法と感じております。
<老舗ならではの安心感> 当工房は、数多くの伝統工芸師(表具師やそうこう師様)、オーダー品のみを取り扱いされる企業様を顧客に持っており長年、別注品だけを製作してきた当工房の技術やノウハウを重宝していただいております。